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借金の時効について
2015.11.06
自己破産の申立てには、
2か月分の家計簿を提出しなければなりません。
家計簿をつけたことがない方にとってとても面倒なことです。
しかし、自己破産の手続きが終わった後のアンケートなどでは、
「家計簿をつけるようになって、
何にお金を使っているのかわかってよかった」
とよく言われます。
自己破産は、借金を免除する手続きというより、
生活再建の手続です。
自己破産の手続が終わっても
家計簿を作るのを続けていただくようお願いしています。
一般的な(例えば個人間など)の借金は10年で時効が成立し、
債務者が時効を援用すれば借金の支払義務はなくなります。
しかし、消費者金融など貸金業者から借金は
商事債権として5 年で時効になります。
時効のご相談が多いのは消費者金融や銀行の借金ですので
商事債権となり5年で時効が成立します。
ただし、信用金庫や住宅金融支援機構の場合は
例外的に10年で時効となりますのでご注意ください。
詳しくはご相談ください。
司法書士 國枝
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