Ｅさんは２０代に結婚をし、子供も生まれて、夫は住宅ローンを組んでマイホームを購入し、幸せな生活を送っていました。しかし、実際は独身時代に作った借金を返済するために、夫に内緒で借金のために借金をすることを繰り返すことで借金の総額が約１０００万円近くまで膨れ上がってしまい、どうしようもなくなって相談に来ました。
相談の結果、任意整理で支払いをしていくことが困難であったことから自己破産の手続きをすることに。

実際に手続きをすすめていくと...

浪費から始まった借金が約１０００万円にもなることから制裁的な意味合いで、破産管財人を付けて４０万円を一括で支払うよう裁判官から求められましたが、法律扶助を利用しており、４０万円も用意できるほど生活に余裕はないため、裁判官に夫の借金の任意整理をしたこと、未成年の子供がいることなど、現在の生活状況等や今後の家族の生活について説明することで、もう一度裁判官と話をする機会を頂き、数ヵ月後の裁判官との面談で破産管財人を付けることなく、マイホームを残して自己破産をすることができました。

自己破産した後...

Ｅさんの借金はなくなり、夫も任意整理をしたことで生活を立て直し、新たな人生を歩むことができました。